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50万年前から火山活動が活発だった箱根山では、各所から温泉が涌き出ていましたが、湯治場として人々に広く知られるようになったのは江戸時代以降のことです。当時の箱根には、湯本・塔之沢・堂ケ島・宮ノ下・底倉・木賀・芦之湯の七つの温泉場が開けていました。これらは文化8年(江戸時代・1811年)に箱根の案内書として記された『七湯枝折』(弄花山人編纂、文聰主人校訂)のなかで紹介され、箱根七湯巡りと効能の説明が、美しい絵図入りで手書きされています。
明治になると十二湯となり、昭和には十七湯、そして現在では二十湯ともいわれている箱根の温泉場ですが、古くから賑わった魅力は昔も今も変わらず、人気の温泉場としてファンを集めているのです。 |
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塔ノ沢温泉郷は箱根七湯の一つとして良く知られています。慶長10年(江戸時代・1605年)、江戸開府3年目に、近隣の阿弥陀寺を開いた弾誓上人によって開かれた、とされています。
箱根湯本から早川沿いに国道一号を約1km上ったあたり、標高約130mほどの一帯に位置する、落ち着いた雰囲気の温泉郷です。早川に沿って純和風の旅館が立ち並び、古き良き時代の温泉地の風情を今に伝えています。
また、山形県の滑川温泉、群馬県の伊香保温泉と並んで、日本の代表する婦人病に効く温泉地としても知られています。
箱根登山線塔ノ沢駅から程近いところに位置する「ひめしゃらの湯」。敷地内にある自家源泉を持ち、これらを100%使用しています。泉質は美肌効果のあるアルカリ性単純温泉。周囲を木々に囲まれ、温泉と同時に森林浴まで楽しめる、日帰り温泉です。
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| 露天風呂のある場所を含めたこの付近一帯には、隣接するベゴニア園の開業以前からひめしゃらの木が植えられておりました。その後も「ひめしゃら園」として活用しており、そこから現在の「ひめしゃらの湯」という名が付けられたのです。 |

参考:ひめしゃら=姫沙羅 ツバキ科
- 箱根神社の裏山には、神奈川県指定の天然記念物「ヒメシャラの純林」がある。
- 南は九州屋久島から北は箱根付近までの太平洋岸の山地に分布している(箱根が北限)。
- 7月中旬頃、直径2〜3cmの白い花を咲かせる。
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